McMurtry fan car breaks Goodwood Hill RECORD
今年も開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに、マックス・チルトン操るEVハイパーカー「マクマートリー スピアリング(McMurty Speirling)」が登場し、誰もが驚く強烈な走りを見せました!
39.08! McMurtry fan car breaks Goodwood Hill RECORD! | Festival of Speed 2022


動きがチートすぎる

映像をご覧いただくとわかる通り、非常識な速さで狭いコースを爆走!いや爆走どころの話ではなく、もはや放たれた弾丸のようです。このEVハイパーカーの詳細スペックは公表されていませんが、車重1トン以下、2基の電気モーター搭載で最高出力は1トンあたり1000馬力と言われています。最高速度は320km/h以上、0-300km/h加速は9秒・・・。なぜこんな走りが可能かというと、これ「ファンカー」なんですね。車体後端の大型ファンでボディ下面の空気を吸いだし、強大なダウンフォースを発生。停止状態で2トンのダウンフォースを獲得できるそうです。

ということで、タイムは39秒08と、1999年にニック・ハイドフェルドがマクラーレンの1998年型F1マシン「MP4/13」で記録した公式タイム41秒6を、また2019年にロマン・デュマがフォルクスワーゲンのEVレーシングカー「ID.R」で記録した非公式タイム39秒9の両方を打ち破った形です。

はじめてこのマシンの走りを見た時は「縦横比!?!?早送り!?!?」と混乱しました。